指導のコツがわからない…！良い塾講師になるための方法をご紹介！
塾講師として働いている方の中には、「生徒への指導法がわからない……」「どうすれば生徒の成績を伸ばすことができるのか……」と、自分の指導のやり方に悩みを抱えている方もいることでしょう。そんな方のために、今回は「生徒に指導する際のコツ」についてお届けします。良い塾講師になるために大切となるポイントもご紹介しますので、ぜひご一読ください。
生徒に指導する際のコツとは？
塾講師ジャパンでは、生徒への指導のコツは以下の4つと考えています。指導法に悩みをお持ちの方は参考にしてください。
1.まずは生徒から好かれることを目指す
2.時間にメリハリをつけて授業を行なう
3.生徒のモチベーションを維持させる
4.自宅での復習のやり方を教える
具体的にご説明していきます。
1.まずは生徒から好かれることを目指す
ココで言う生徒から好かれるということは、単純に人気講師になることだけを意味するのではありません。コミュニケーションを取ったり、わからないことを解消してあげたりし、生徒から「信頼を得る」ことがポイントです。そうすることによって、生徒は真剣に授業を聞いてくれるようになるため、成績向上もしやすくなります。
2.時間にメリハリをつけて授業を行なう
授業の内容に区切りをつけることも指導法のコツとして挙げられます。たとえば、講義法と問答法を交互に実施したり、暗記の時間を短くしたりするようにします。このように時間に区切りをつけて授業を行なうことによって、生徒の集中力が増しますし、効率的に授業を行なうことにもつながります。
3.生徒のモチベーションを維持させる
3つ目のコツは「生徒のモチベーションが落ちないようにすること」です。生徒のモチベーションが下がってしまっては、塾講師側がどのような指導をしても生徒さんの成績につながらない可能性が高くなってしまいます。対策としては、生徒が問題を解けた時はちゃんと褒めるようにすることです。また、「暗記しなさい」などの命令口調ではなく、「先生と一緒に覚えよう」と協力する姿勢を見せることも生徒のモチベーションを維持することにつながります。
4.自宅での復習のやり方を教える
塾以外の時間の使い方を教えてあげることも指導法のコツとなります。成績向上を実現するためには、やはり学習塾で学んだことを自宅などで復習することが大切になります。しかし、生徒によってはその時間をうまく使えない場合もあるでしょう。そんな時は講師の方から、自宅での学習時間の取り方や過ごし方などを教えてあげると良いでしょう。また、もっと踏み込んで学習スケジュールをつくってあげるのも良いかもしれません。
良い塾講師が大切にしているポイント！
上でご紹介した4つのコツは、あまり授業と関係がないものもあり、意外に思った方はいると思います。しかし、学習塾の目的は、生徒の成績を向上し、志望校に合格させることです。授業はあくまで、それを実現するための手段なのです。
逆に4つのコツのようなマネジメントが塾講師には必要になります。生徒の信頼を得たり、授業を工夫したり、モチベーションを維持したり、復習の時間を管理したりすることが、結果的に生徒の学習効果を伸ばすことにつながります。
結果が出ない、やる気がない生徒への対応はどうすればいい？
では、いくら生徒のマネジメントを行なっても「結果が出ない生徒」「やる気がない生徒」がいる場合は、どうすればいいのでしょうか。ここでは、それぞれの対処法をご紹介していきます。
1.結果が出ない生徒への対処法
・単純に「勉強すればいい」と突き放すのではなく、「一緒に頑張ろう」と協力する姿勢を見せる
・解けた問題はしっかり褒め、少しずつ成長していると褒める。そのうえで、解けなかった問題の克
服するべきところを見つけ、解けるまでじっくり教えてあげる
学習を頑張っているのになかなか結果が出ない生徒への対処法としては、「やればできる」ということを伝えてあげるのがポイントとなります。
2.やる気がない生徒への対処法
・なぜ勉強をしたくないのか、何がやる気を奪うのかということを聞くなど、生徒の立場になってその原因を一緒に考えてあげる
・勉強の楽しさを知ってもらう工夫をするなどし、講師側にやる気があることを生徒に伝わるようにする
やる気がない生徒への対処法としては、講師側から生徒と真剣に向き合い、根気よくやる気が出るような行動を起こしていくことがポイントとなります。
結果が出ない生徒も、やる気がない生徒も塾講師の対応によって、その心を変えていくことができます。あきらめることなく生徒の気持ちが変わるように努力していきましょう。
まとめ
良い塾講師となるためには、授業の工夫だけでなく、生徒との関係性もしっかり構築しておくことが大切となります。もし指導法にお悩みの場合は、ぜひここでご紹介したことを参考にしながら生徒と付き合ってみてください。今よりも良い結果を期待することができますよ。
