これでバッチリ！塾講師の採用試験を突破する方法！
塾の講師になる上で通らなければならないところが「採用試験」ですよね。ここを通過しなければ塾講師になることができないため、多くの方が不安を感じていることでしょう。そこで今回は、「採用試験の内容」と「採用試験を突破する方法」についてご紹介します。
塾講師の採用試験ってどんなことをやるの？
塾講師の採用試験は、主に以下の3つの内容となります。
1.筆記試験
2.面接試験
3.模擬授業
1つずつご説明します。
1.筆記試験
筆記試験は、塾の講師として最低限の学力があるかどうかを判断する試験です。そのため、この試験をパスしなければ、当然のことながら講師になることは難しいでしょう。問題の難易度は基本的にその塾がメインで教えている生徒に合わせられます。たとえば、大学入試専門であれば大学入試の試験に準じたものがでるでしょうし、高校入試専門の学習塾の場合は、それに合わせた入塾試験に変わるでしょう。
2.面接試験
面接試験は、基本的に塾講師としてコミュニケーション能力に不足がないかどうかを判断する試験です。講師である以上、生徒にわからない問題を教えてあげるなど、しっかりとしたコミュニケーションを取る必要があります。この試験では、そうした人物面を見られます。また、この業界を志望した理由や、この塾を選んだ理由など、熱意があるかどうかも判断されます。
3.模擬授業試験
模擬授業は、講師になった時にしっかり授業を行なうことができるかどうかを判断する試験です。声がよく通るか、わかりやすいような板書ができるか、といったところがチェックされます。ただ、学習塾によっては、この試験を実施しないこともあります。
採用試験を突破する方法とは？
ここまでで塾講師の採用試験で課される内容をご紹介してきましたが、実際に試験を突破するためにはどうすればいいのでしょうか。ここでは、その方法を項目別でご説明します。
1.筆記試験
さきほどもお話ししましたが、筆記試験では対応する生徒のレベルにあわせた問題を出されることが多い傾向にあります。高校入試を目指している生徒が多い塾では高校入試レベルの問題が出題されます。この問題の対策としては、中学校で習ったことを一通り復習しておくことです。また、大学入試専門や、中学入試専門の学習塾の場合は、それぞれ高校で習ったことや、小学校で習ったことをおさらいしておくといいでしょう。
2.面接試験
面接試験では、他の企業の面接を受けるのと同じで、基本はハキハキと受け答えをすることが大切になります。また、志望動機や自己PRも聞かれますので、あらかじめ答えを用意しておくようにしましょう。面接官としっかりコミュニケーションが取れて、志望する理由や熱意をうまく伝えられれば、問題なく通過することができます。「どうしても面接が苦手」という方は、家族や友人に面接の模擬演習をしてもらうなどし、対策しておきましょう。
3.模擬授業試験
模擬試験では、教室の隅々まで声が届くかどうか、キレイに板書することができるかどうかを見られます。対策としては、日頃から意識して声のボリュームを上げたり、手で書く機会、学んだ内容をわかりやすく整理する機会を増やしたりすることが挙げられます。
採用試験を突破する方法には、以上のようなポイントがあります。ぜひ、これらのことを実践して採用試験に望んでみてください。なお、模擬授業試験については、筆記試験と面接試験よりも重視されない傾向にありますので、主に筆記と面接の2つに注力して対策を進めることをオススメします。
採用試験を受ける時の注意点
採用試験を受ける時には注意しておかなければならないこともあります。それは「前日の内に当日の試験に必要なモノを準備しておくこと」です。これは当然のことかもしれませんが、やはり試験を受ける前は人によって程度の差はあれ緊張しますよね。
そうすると、履歴書など試験に絶対必要となるモノをうっかり忘れてしまうかもしれませんよね。そのため、試験前日には、塾に提出する必要がある書類などは準備しておくようにしましょう。オススメは、チェックシートをつくり荷物の管理を徹底することです。
まとめ
塾講師の採用試験は、生徒に授業を施す上で欠かすことができない要素を判断する、とても大切なテストになります。本気で塾講師になろうと考えている方は、ぜひ今回の記事でご紹介したことを参考にして、その夢を実現してくださいね。
