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大宮駅について 大宮駅の紹介 埼玉県さいたま市の大宮区に所在する大宮駅は、埼玉県における最大のターミナル駅です。駅周辺には古くから多数の鉄道施設が立地しており、「鉄道の町」として発展してきました。 2017年現在、大宮駅にはJR東日本、東武鉄道、埼玉新都市交通の3社が乗り入れています。 2015年における1日の平均乗車人数は、JR東日本の在来線がおよそ25万人、新幹線がおよそ3万人、東武鉄道は約6万7,000人、埼玉新都市交通は約2万3,000人です。1日の乗車人数の合計はおよそ37万人となり、埼玉県内では第1位となっています。 大宮駅の東口と西口には、合わせて20ほど路線バスの乗り場があります。さらに長距離バスや高速バスの乗り場も8つあります。 大宮駅の歴史 大宮駅が開業したのは、1885年（明治18年）のことです。この2年前、東京から北へ向かう初の鉄道路線として東北本線が開業しました。東北本線は、日本初の私鉄「日本鉄道」により設立され、東京の上野から埼玉の熊谷を結ぶ路線で、大宮駅は設置されました。 1902年（明治35年）、「川越電気鉄道」（後の西武大宮線）が開業し、大宮駅に乗り入れを開始します。1906年（明治39年）には日本鉄道が国有化され、大宮駅もその管轄下に置かれます。 その後、多くの路線が大宮駅に乗り入れるようになります。そうした中、1982年（昭和57年）には東北新幹線が大宮・盛岡間で開業しました。また、1987年（昭和62年）には国鉄民営化に伴い、JR東日本の駅となります。 大宮駅の交通機関 現在の大宮駅は14の路線が乗り入れを行う巨大ターミナル駅です。この14路線とは次の通りです。 まず、JR東日本の5つの新幹線（東北新幹線、山形新幹線、秋田新幹線、上越新幹線、北陸新幹線）と6つの在来線（宇都宮線、高崎線 湘南新宿ライン、京浜東北線、埼京線、川越線）です。このうち4つの在来線が東北本線の線路を利用しています。さらに、JR貨物の路線も大宮駅に乗り入れています。 そして、東武鉄道の野田線（東武アーバンパークライン）、埼玉新都市交通の伊奈線（ニューシャトル）が乗り入れ、これで14路線となります。 大宮駅の周辺施設 大宮駅には東口と西口があり、東口には百貨店「高島屋」の大宮店や、駅ビル「ルミネ大宮店」があります。ルミネ大宮店は駅の中央自由通路と一体化しています。また、東口の側にはさいたま市の大宮区役所、市民会館、市立博物館、市立図書館などの公共施設が置かれています。東口から徒歩20分ほどの場所には、「大宮」の地名の由来ともされる「氷川神社」があります。 一方、西口には「そごう大宮店」、「大宮アルシェ」、「大宮ソニックシティ」などの商業施設があります。また、多くの鉄道ファンに人気の「鉄道博物館」が、西口から北方に向かっておよそ2キロの場所にあります。