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東戸塚駅について 東戸塚駅の紹介 東戸塚駅は神奈川県横浜市戸塚区信濃町にあるJR東日本の駅です。2016年現在、一日平均乗車人員58,400人を誇り、JR東日本全体では81位の多さとなっています。東海道線沿線としての歴史は浅いものの、2001年(平成13年)を境にして一日平均乗車人員50,000人を超えており、ラッシュ時には激しい混雑を見せます。 駅の構造は島式ホーム1面2線を有する地上駅であり、橋上駅舎を有しています。また、エスカレーターは設置されているものの平日・休日ともに午後5：30以降は昇り専用となるために、ホームに降りるにはエレベーターか階段を利用することになります。 東戸塚駅の歴史 東戸塚駅の開業に至るまでの経緯は、1887年(明治20年)の東海道線(横須賀線)の横浜駅から大船線間に戸塚駅・保土ヶ谷駅が開業されたことまで遡ります。当時、2つの新駅の間に新たな駅を設置する要望が地域住民から出ており、国鉄では「武蔵駅」という名称で設置をする予定を立てていました。 しかし、計画は関東大震災や大戦の影響で一旦は立ち消えになってしまいました。その後、1980年(昭和55年)になって、東海道本線と横須賀線電車の別線化による分離運転が開始されると同時に開業へと至りました。 東戸塚駅の交通機関 東戸塚駅への乗入れ路線は、路線名称上は東海道本線となるものの、実際には横須賀線専用路線上のみに旅客ホームがあります。また、旅客案内においても東海道本線とは案内されておらず、停車する列車は横須賀線と湘南新宿ラインのみとなり、湘南新宿ラインの東海道線・高崎線系統の快速列車は全て通過します。 駅が持つ機能としては、東海道本線の本線と横浜羽沢駅経由の東海道本線支線との分岐にもなっているという点も見逃せません。支線は旅客線と並行して貨物線として小田原駅まで伸びていますが、東戸塚駅には停車場が存在しないために貨物列車は全て通過します。 東戸塚駅の周辺施設 東戸塚駅は、駅建設に当たって都市計画が入念に組み込まれたこともあり、駅周辺にはショッピングモールやマンションなどが多数立ち並び、駅自体にも横浜市の行政サービスコーナーが設けられています。 東口は商業施設と高層マンションが連結通路で結ばれているなど高い利便性を誇る区域になっている他、日本でもトップクラスの紳士服メーカーの本店が置かれるなど多くの買い物客が訪れます。一方、西口方面は、東口に比べて規模は小さいものの、近年商業施設やマンション等の住宅街として発展しており、少し足を延ばせば、ゴルフ場や野山、田畑など自然環境にも恵まれています。