単項式の乗除_1の教え方・考え方

単項式の掛け算、割り算は、文字が入ってくることで混乱してしまう生徒も多くなる単元です。文字式に慣れさせるという意味合いにおいても、確実に計算方法を習得させましょう。単項式の掛け算は、「文字は文字同士、数字は数字同士で計算する」という大原則を守っていれば、ミスを確実に防ぐことが出来ます。同じ仲間同士でしか計算できないということを上手く伝えるのがポイントです。単項式の割り算は、5ステップに沿って行えばミスなく計算できます。1.累乗（2乗など）は予め処理する2.答えの符号を決める（プラスかマイナスか）3.分数の形に変換（1分の～の形）4.割る数を逆数にし、掛け算に変換（どちらかが抜けないように）5.約分をして回答を導くこのステップに従えば、ミスを確実に防ぐことが出来るでしょう。まずは単純な計算で、文字アレルギーを克服して次の単元に進みたいところです。より詳しい教え方を聞きたい方は動画をご視聴ください。