場合の数と確率_1の教え方・考え方

「確率」の単元で出てくる、いくつかの表現の正しい意味を教えます。数学的な表現に聞こえないだけに正確な理解が必要です。まず、「場合の数」は「起こり方が何通りあるか」を表したものです。また「同様に確からしい」という表現は、起こりうる可能性がすべて同じ程度に期待できるという意味です。そして、「確率」は「起こる可能性の大きさ」を表したものであり、「ある事柄の起こる場合の数」÷「起こり得るすべての場合の数」で出すことができます。それぞれの言葉の意味を正しく把握し、文章中で使用されている言葉を見た時に理解できるようにしておきましょう。「同様に確かではない」ものにはどんな場合があるかは、動画をご覧ください。