図形の対称移動_1｜中学数学の教え方・考え方

図形の移動の中でも、線分を対象にした移動を示したのが「図形の対称移動」です。三角形を使って対称移動のポイントと、その作図について解説していきます。図形の対称移動とは、「対称の軸と呼ばれる直線を折り目として折り返したときに重なるように移動すること」また、対応する点を結ぶ線分は、対称の軸によって２等分されることをポイントとして押さえておきましょう。作図のポイントとしては、それぞれの元の点から対称軸を垂直に通って、同じだけ反対側に伸ばした線分の先を結ぶことで、移動後の図形が描けることを解説します。「図形の対称移動」とは、線対称の関係にあることを、元の図形と移動した図形をはっきり示して教え方を工夫しましょう。