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一次関数と変域_1の教え方・考え方
一次関数と変域_1
変域の概念は、グラフ作成等に苦手意識のない生徒であっても最初は戸惑ってしまう単元だと言えるでしょう。変域を学習する際には、まずグラフがきちんと書けなければいけないので、必要があればそこまで戻って始めましょう。変域とは、式上のx、yがそれぞれ「これ以上の数にならず、これ以下の数にならないもの」というものであるということを教えなければなりません。その上でxの変域が分かっていてyの変域を求めるような問題では、xの最大値と最小値を実際にグラフに代入して、yの最大値、最小値を求めるという手順を踏ませます。よく分かっていない生徒に対しては、実際にグラフに「この範囲である」ということを明示して視覚的に理解させる工夫も必要でしょう。変域は小学校の数直線の話が分かっていなければ全く理解できないと思いますので、必要に応じてそのレベルから噛み砕くことが必要です。詳しい説明は動画をご覧ください。