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徳島県について徳島県の紹介徳島県は四国の東部に位置する都道府県で県庁所在地は徳島市です。現在の人口は約74万人で、この人数はピーク時である1985年より10万人ほど少ない数字になります。徳島県には、那賀川吉野川、四国山地、紀伊水道などの自然が多く残っていて、吉野川北岸地域・河口付近では野菜の生産が盛んで、主に京阪神方面へ出荷されています。また、鳴門の渦潮、四国八十八箇所などの観光資源や阿波踊りなども阿波国とも呼ばれていました。徳島県の特産品、名産品徳島県の特産品といえば「鳴門金時」で、徳島県の温暖な気候と吉野川の恵みがもたらした良質な砂地畑で育てられています。全国で栽培されているサツマイモの中でも最高傑作と言われているほどで、ほくほくとした食感と上品な甘みが特徴的です。また、古くからの歴史がある「阿波和紙」も有名な特産品で、水に強く破れにくいところに特徴があります。近年ではインテリアやオフセット印刷ができる和紙や文具などにも使用されています。徳島県の気候一般的に徳島県全域は温暖で、台風の影響などもあり夏季と秋季は多雨となっています。ただ、雪が少ないエリアのため、冬季の降水量は少ないです。県東北東部にあたる徳島平野は典型的な海洋性気候で、年中温暖で放射冷却が起きにくく氷点下まで下がることは稀で、日本でも指折りの日照時間が長い地域になっています。また、県の南部は南海型太平洋側気候で、沿岸部は年中温暖で日照時間が長い地域になっています。さらに、山が多いエリアでもあるため、県北東部と比べると日較差が大きいです。徳島県の交通機関徳島県には「徳島県阿波おどり空港」の愛称で知られる徳島空港があり、鉄道路線も徳島線や高徳線、鳴門線などの路線があります。ただ、これらの鉄道は電化路線ではなく気動車となっています。実は徳島県は電車が唯一走っていない都道府県なのです。そのため、バスのネットワークが発達していて、通勤や通学などの県民の最も身近な交通手段でもある生活バスはもちろん、高速バスの本数もかなり多く、年間に200万人以上に利用される公共交通機関として定着しています。徳島県の観光情報徳島県は自然の観光スポットが大変多く、中でも有名なのが「鳴門の渦潮」です。船で渦潮の近くまで接近して、その大迫力を堪能することができ、渦の道をガラスの床から覗き込むこともできます。この渦潮は世界三大潮流の１つで大潮の時には10ノット以上の速さにもなります。そのほかにも、「奥祖谷二重かずら橋」も有名です。かずら橋のさらに奥に行った場所にあり、マイナスイオンたっぷりで、かずら橋と違ってとても静かな穴場スポットとされています。