塾講師(バイト・正社員)の仕事内容を徹底解説
2021/05/20
![塾講師の仕事内容を解説します](http://www.jukukoushi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/05/3906959_s.jpg)
塾講師の仕事内容について、様々な観点から解説をいたします。
いざ塾講師として働きたいと思っても、自分がイメージしている仕事内容と実際の仕事内容で相違がないか心配な方や、そもそも仕事内容が全くイメージできないという方もいらっしゃると思います。
今回の記事を読んでいただければ、実際の塾講師として働くイメージがより鮮明になると思います。
塾の指導形態別の仕事内容の違い
実際に塾講師といっても指導形態によって仕事内容は変わってきます。
ここでは大きく3つに分けて指導形態ごとの仕事内容を解説いたします。
集団指導塾―指導形態の塾講師の仕事内容
![集団指導塾](http://www.jukukoushi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/04/group.jpg)
学校のように、1つの教室にたくさんの生徒が並べられた机に着席していて、先生がホワイトボードや黒板を用いて一斉指導をするのが「集団指導塾」です。
集団指導の塾講師は学校の先生のイメージに近く、基本的には生徒一人ひとりの学習状況に合わせるというよりは、授業のカリキュラムに沿って授業を進めていきます。
そのため集団指導の塾講師の仕事内容としては、一度に複数の生徒に対して講義を行い勉強を教えることがメインとなり、プレゼンテーションスキルが最も求められる指導形態といえるでしょう。
個別指導塾―指導形態と塾講師の仕事内容
![個別指導塾](http://www.jukukoushi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/04/kobetsu.jpg)
塾によっても少しずつ違いますが、たいていは、1つの教室に仕切りで区切られたスペースが複数並んでいて、通常1名から5名程度までの生徒に対して指導する形式が「個別指導」と呼ばれています。
そのため個別指導の塾講師の仕事内容としては、指導・問題の解説を生徒1人に対して個別に行います。1人あたりの指導時間のバランスを常に気を付ける必要があり、生徒一人ひとりの進捗や理解度に応じて適切に対応するコミュニケーションスキルが個別指導の講師には求められます。
自立学習指導塾―指導形態と講師のお仕事
![自立学習指導塾](http://www.jukukoushi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/05/img_teach03_01-_1_.png)
「自立学習」という言葉自体を初めて聞かれたかもしれません。「自立学習」とは、パソコンやテレビモニターに授業の映像や問題が出てきて、生徒が各自のペースで学習を進めるという学習方法を指していることが多いです。
自立学習指導の塾講師の仕事内容は、生徒が映像やソフトを学習する際に機器の操作方法や授業で分からない部分の質問に答えたり、進度、モチベーションを管理したりすることになります。
そのため、教えるということよりもマネジメントをするスキルがより求められる指導形態といえるかもしれません。
授業以外の仕事内容は何がある?
![授業以外にも事務作業があります。](http://www.jukukoushi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/05/4170204_s-300x200.jpg)
塾講師といえば、授業をすることが仕事内容のメインであることはご想像いただいていると思います。
ただし、授業以外にも仕事をすることがあり、その中で代表的なものをご紹介いたします。
・授業の予習
授業に臨むうえでぶっつけ本番で授業を行うことはなく、基本的には授業前に予習をする必要があります。特にはじめのうちは余裕をもって授業を行うために、予習に多くの時間がかかることも多く、塾講師バイトはきついと感じてしまうかもしれません。しかし、慣れれば慣れるほど予習に必要な時間も減っていきます。未来への投資と思って割り切り、最初のうちは時間がかかってしまうものと考えた方が良いかもしれません。
・各種書類の記入
その日の授業でやった単元や出した宿題、生徒の理解度などを教室長など正社員の人に見てもらうために記入する業務は必須です。要領がよければ、生徒に問題を解いてもらっている間に記入していくこともできますが、なかなかそれができず授業後の時間で記入することもあります。ただし、数行のコメントと日付をいくつか記入するだけなので、分量はそこまで多くありません。かかっても授業終了から20分くらいでしょうか。塾の方はできる限り授業内に書類記入が終わるように取り組んでいるので、どちらかというと書類記入業務は減る傾向にあるといえるでしょう。
塾講師バイトのやりがい
![塾講師はやりがいもいっぱい!](http://www.jukukoushi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/07/pixta_19786966_L-300x200.jpg)
学習塾で子どもたちを教えるということは、自分の専門的な知識を伝授することにほかなりません。言い換えると、自分の知識・学習法・能力を子どもたちに伝えていくということです。
それだけに講師として受け持った生徒の成績が向上した時の喜びは格別なものがあります。例えば学校の先生が理解させられなかったことを、自分は子どもたちに理解させることができた、成績をぐんとアップさせることができた、こういうときに非常に強いやりがいを感じるでしょう。
また、塾講師バイトは生徒との関わりも大きなやりがいの一つです。塾のバイトをきっかけとして、教員試験を受け、学校の先生を目指す人も少なくありませんし、正社員として塾に就職する人もいます。それほど、子どもたちとの関わりは楽しいものなのです。
塾講師の給料は?
![一般的には高時給といわれる塾バイト](http://www.jukukoushi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2019/03/295776_m-300x200.jpg)
塾講師のアルバイトには、「比較的高時給で稼ぎやすい」というイメージをお持ちの方も少なくはないはずです。確かに、塾講師のアルバイトは、一般的な飲食店やコンビニエンスストアよりも時給は高いことが多いと言えます。
具体的な数字をみても、全業種のアルバイトの平均時給は、地域によって多少の幅がありますが、平均で1,000円前後です。塾講師JAPANの求人を見ていただくと、多くの学習塾がこの時給よりも高い時給で講師を募集していることがわかるはずです。
一方で、正社員としてみた場合はどうでしょうか。一般的に塾講師の正社員は高校の教員と比較すると、年収の平均値は下がります。
しかし、個々の塾の条件によっては好条件の求人のものもありますし、「成績が上がった!」という生徒の笑顔に喜びを感じられる方や、教育の仕事の中でも、 勉強を教えることに特化した仕事をしたいという方には、年収だけにとらわれずに塾講師で正社員になることをおすすめします。
塾講師バイトの1週間のスケジュールから仕事内容を探る
塾講師がどんなスケジュールで働いているかを1週間のスケジュールからご紹介します。
実際に個別指導塾で塾講師バイトをしている慶応大学理工学部2年生のMさんの1週間のスケジュールをご紹介します。
週三で短時間の塾講師バイトで効率的に稼ぎながら、サークルや遊びなどのプライベートも充実していることが分かりますね。
![塾講師バイトの一週間](http://www.jukukoushi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/05/1week-300x187.jpg)
塾講師アルバイト体験談から仕事内容を探る
続いて、塾講師バイトの体験談をご紹介します。
体験談を見ていただけば、仕事内容からやりがい等を知ることができると思います。
ご興味のある方は、塾講師バイト体験談ページをご覧ください。
塾講師の正社員とアルバイトの仕事内容の違い
最後に塾講師の正社員とアルバイトの仕事内容の違いについて解説します。異なるのは、雇用形態や給与の違いだけではなく、仕事内容や責任の範囲にも及びます。
アルバイトの仕事内容は生徒の指導が中心になりますが、ここでは正社員ならではの仕事内容について、大きく3つに分けて解説します。
①アルバイト講師を育成・マネジメントする仕事
多くの塾は、講師として多くのアルバイトの方を雇用しています。このとき、正社員が、アルバイトの方たちを「管理・監督」する責任があります。
具体的には、アルバイトの方を採用するところから始まり、「新人」に授業や業務のやり方を教え、 一人前に育てること。 そして、一人前になってからも、任せた業務をきちんと行っているかどうか、 質の高い授業ができているか、生徒の成績を伸ばすことができているかを管理します。
②生徒に入塾してもらうための仕事
塾には、何もしなくても生徒が入ってくるわけではありません。また、民間企業である塾は、定員の中でできるだけ多くの生徒に入塾してもらい、 企業としての売り上げや利益を上げていかなければなりません。
生徒が来る時間になれば授業で生徒に勉強を教えることが仕事の中心になりますが、 主にそれ「以外」の時間や授業の合間を縫って行うのが生徒に入塾してもらうための仕事です。 例えば、問い合わせをいただいた保護者の方からの電話に対応したり、 さらに興味を持ってくださった方と面談をし、入塾を検討してもらえるように働きかけます。 問い合わせが来てからの対応だけでなく、近隣の学校でのチラシを配布したり、 折込チラシをつくったりすることもあります。
③保護者との面談など、学習や進路のアドバイスをする仕事
アルバイトでも、生徒に対して自分の経験などをもとにさまざまなアドバイスをすることはあります。ただ、正社員になると、生徒だけではなく保護者の方に、学習や進路の「プロ」として接することになるのは大きく異なる点。
例えば、多くの塾では1学期に1回程度のペースで面談を行います。生徒、つまりお子さまの塾での学習状況や現在の学力を伝え、 志望校合格に向けてどのように学習していけばよいかなどを、 親身かつ具体的に話すことが求められます。
塾バイト探しなら塾講師JAPAN(ジャパン)!
![](http://www.jukukoushi.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/02/bnr_jj_2022spring_1200x628-1024x536.jpg)
"国内最大級"で"お得"な塾講師求人サイト
「塾講師JAPAN」は大手教育企業であるスプリックスが運営する、塾講師アルバイト・バイト求人で日本最大級の掲載教室数を誇る塾講師求人情報サイト。
採用が決まると5,000~30,000円の採用お祝い金が、面倒なアンケート記入等もなく必ずもらえます!
あなたに合った塾講師バイトがきっと見つかります。まずは、塾講師バイト求人サイト・塾講師JAPANで気軽に求人情報を検索してみてくださいね♪
無料会員登録で塾からスカウトがくる!
自分で塾を探すのが面倒という方は塾からのスカウトを待ってみてはいかがでしょうか?
こちらの塾講師JAPAN 会員登録ページに登録するだけで、塾からスカウトが来るようになりますよ♪
こちらの塾講師バイト関連記事もご覧ください
- ・塾講師バイトに必要な学力
- ・塾バイトで必要な学歴とは?
- ・塾講師になるには資格や資質って必要?
≪塾講師になるのに必要なもの≫
- ・塾講師バイトの時給は高い?
- ・塾講師の年収は?
- ・塾講師バイトの恋愛事情
- ・塾講師バイトの髪色について