塾講師バイトの時給は高時給？ 稼げない？ 時給・月収・給料の相場

大学生におすすめのバイト・塾講師バイトの時給・月収・給料の相場について、他のバイトの時給と比較して高いのか・安いのかを解説します。アルバイトで時給も大事にしたいという方は、塾講師バイトはおすすめ！実際に時給3,000円や時給5,000円といった超高時給な塾講師バイトも存在しています。ただし、注意点もありますので当記事を参考にしてくださいね。塾講師は稼げるのか・稼げないのか、様々な観点から解説します。

塾講師バイトの時給や月収は高い？安い？

塾講師のアルバイトには、「比較的高時給で稼ぎやすい」というイメージをお持ちの方も少なくはないはずです。確かに、塾講師のアルバイトは、一般的な飲食店やコンビニエンスストアよりも時給は高いことが多いと言えます。

これを具体的な数字をもとに見てみましょう。全業種のアルバイトの平均時給は、地域によって多少の幅がありますが、平均で1,000円前後です。塾講師JAPANの求人を見ていただくと、多くの学習塾がこの時給よりも高い時給で講師を募集していることがわかるはず。

 

「時給」とは違う？ 塾講師バイトならではの「コマ給」とは

さて、求人情報をいくつか見ると気づくと思いますが、塾講師は「時給」ではなく、「１授業あたりいくら」というかたちで報酬を設定しているところもちらほら。これが俗に言う「コマ給」というものです。

コマ給は、時給とイコールではありません。というのも、１授業は60分とは限らず、小学生なら60分未満だったり、中学生だと60分以上だったりすることがあるためです。

ただ、他のアルバイトと比較するためにはコマ給を時給に換算する必要があるでしょう。そのためには、「コマ給×60/授業時間」で時給に換算しましょう。例えば、以下のような求人があったとします。

＜例：【バイト】 1コマ80分1,820円＞

上記のコマ給を時給換算するには、

コマ給1,820円×60/80=時給1,365円　となります。

時給にしてみることで、さまざまなアルバイトと比較しやすくなりますよね。
以下に時給別の求人情報を掲載しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。
（※自分の住んでいる地域などで絞り込みをしてみてください）

個別指導塾の時給と集団指導塾の時給の違い

塾講師といえば、個別指導塾と集団指導塾に大別することができ、それぞれ指導形態や生徒の数も変わりますので、時給に関しても違う傾向となります。

それではそれぞれの具体的な時給の目安を見てみましょう。

個別指導塾の目安は約1,200円スタート

個別指導塾は、一人の講師につき1～5名と少人数の生徒を受け持ち、一人一人に合わせた授業を行います。個別指導は、何よりも生徒との距離が近く、近くにいる時間が長いことが特徴的です。集団指導以上に、生徒さま一人一人とのコミュニケーションが指導の成果に影響を及ぼすといえるでしょう。

個別指導塾の時給は時給1,000円～3,000円程度と塾によって幅があります。平均をすると、時給約1,200円でスタートをし、経験とともに時給も上がっていく形になります。中にはスタート時点で時給2,000円程度という塾もありますので、各塾の条件をよく確認の上応募してみてくださいね。

一般的な飲食店などのバイトと比較すると個別指導塾の時給は高いものの、集団指導の塾講師より低くなります。たとえば、14人の生徒がいるとして集団指導なら1人の先生で教えられるところ、1対2の個別指導なら7人の先生が教えるために必要となります。単純に7倍の人件費を保護者の方々に請求することが出来ないことを考えれば、分かりやすいかと思います。

ただし、集団指導塾と比べ必要な先生の数が多くなりますので、時給だけでなくバイト先に友達作りなどの出会いを求める方にはおすすめです。
個別指導塾でのバイトをご検討中の方は、以下から自分の住んでいる地域などで絞って探してみてください。

集団指導塾は時給2,000円以上も珍しくない

一方で集団指導塾は大学の授業のように１つの教室にたくさん並べられた机に生徒さんが着席していて、ホワイトボードや黒板の前の先生が一斉指導をするのが特徴です。たった1人で多数の生徒さんの人生に貢献することができ、求められるプレゼン能力も高く、個別指導塾と比べて集団指導塾は時給が高く設定されていることが多いようです。

集団指導塾の時給は時給1.500円から、高いものだと時給5,000円を超えるものなどあり、時給2,000円以上のバイトも決して珍しくありません。大学生から見たら魅力的に見える方も多いでしょう。高時給で効率よく稼ぎたいと考えられる方は、集団指導塾のアルバイトに絞って求人を探してみるのも一つの手と言えるかもしれません。

グループをコントロールするスキル、プレゼンスキルも身につくので、就活という観点でも集団指導塾の講師アルバイトはチャレンジの価値ありです！
集団指導塾でのバイトをご検討中の方は、以下から自分の住んでいる地域などで絞って探してみてください。

塾講師と家庭教師はどっちの時給が良い？

よく比較される家庭教師と塾講師バイトではどちらの方が時給が良いでしょうか？

一般的には家庭教師の方が塾講師よりも時給は良いことが多いです。

家庭教師は各家庭に訪問したり、バイトでも保護者とのコミュニケーションをしたりと、授業以外にも必要な業務が多いため一般的に高時給になっているようです。

しかし、家庭教師ですと受け持つ授業数に限りがあったり、他の先生に代わってもらうことが難しかったりと、実際にデメリットも多いですので、塾講師と家庭教師どちらが効率的に稼ぎやすいかを総合的に判断することをおすすめいたします。

 

「塾講師は稼げない」と感じてしまう？ 時給には入らない予習・報告書作成について

また、塾講師のアルバイトでは、時給・コマ給の対象になる授業以外にも、授業準備として「予習」や、授業後の「報告書作成」などを行うことが多く、それを考えると塾講師バイトは稼げないと感じる方もいらっしゃるようです。

ただし、このような時給・コマ給には入らない付属的業務は、慣れてくるほど短時間で終わらせられるようになることも多いです。また、最近ではそのような「予習」や「報告書作成」の時間も時給に含んで給与を支払ってくれる塾も増えています。そのため、アルバイトを選ぶ際には、時給ないしはコマ給だけではなく、こうしたプラスαの要素があるかどうかについても十分に検討したいところです。

 

塾講師のアルバイトの月収例

塾講師も他のアルバイトと同様、月収は時給・コマ給だけでなく働いた時間に応じて増減します。ここでは、コマ給が2000円・週２回の勤務として月収をシミュレーションをしてみましょう。１コマ2000円、１回で２コマを担当したとすると月収は以下のようになります。

【１回で２コマ担当した場合】

・１回の出勤で　… 2000円×２　→4000円
・１ヶ月に８回の出勤で　… 4000円×８　→32000円（月収例）

【１回で３コマ担当した場合】

・１回の出勤で　…2000円×３　→6000円
・１ヶ月に８回の出勤で　…6000円×８　→48000円（月収例）

同様に計算すると、週３回勤務をすれば、５〜７万円の月収となります。

これ以上の月収が必要という場合は、さらに出勤日を増やすか土日や講習の時に多くのコマを入れるようにする、もしくは時給が高い塾を探すことが必要となります。

また、仮に時給（コマ給）が高い塾があっても、「時給が高いが通勤に時間がかかる塾」よりも「時給はそれほど高くないが通勤には時間がかからない塾」の方が効率がよいこともあります。

仮に、通勤するのに片道で１時間かかるようなら、往復で２時間かかってしまいます。もしも時給1500円で勤務時間が４時間だったとしても、通勤を含めると実質６時間で6000円を得ることになり、時給に換算すると1000円程度になってしまうからです。それならば、学校や家の近くの時給1200円の塾や、場合によっては塾以外のアルバイトの方が効率的だとも言えるでしょう。

 

集中的に稼げる夏期講習などの講習期間

学習塾は学校が休みの期間に講習期間を設けていることが多く、季節によって、「夏期講習（7~8月）」「冬期講習（12~1月）」「春期講習（3~4月）」と呼ばれます。

通常は夕方以降の遅い時間帯しかない授業も、この講習時期は午前中等の早い時間にも授業があることが多く、それに伴い授業数が多くなるため、必要な塾講師の数も必然的に多くなります。また、生徒が休みの期間は大学生も休みとなり、授業にも入りやすくなるといえるでしょう。

また、塾によっては講習期間に手当が加わり、時給が上がることも。

つまりこの時期はアルバイト目線で考えると稼ぎ時となり、他の月と比べると倍近く稼ぐこともできますよ！

 

塾講師バイトの時給・月収の相場についてまとめ

まとめると、塾講師のアルバイトの時給・月収を検討する際には少なくとも以下の４つのことを心がけてください。

①求人情報の「コマ給」と現実的な勤務日数を考えて、具体的に月収をイメージする。

②コマ給を時給換算してみて、他のアルバイトと比較検討してみる。

③「コマ給」以外にもプラスαの手当てを含めて、検討してみる。

④時給や月収だけにとらわれず、通勤時間も踏まえて「効率」を考える。

では、上記を踏まえて「塾講師JAPAN」であなたに合う求人を探してみてくださいね。

時給別の塾講師バイト求人はこちらからご覧ください

（※エリアで絞り込みをしてご覧ください）