塾講師バイトの面接対策まとめ|面接の質問例・服装・持ち物等
2023/08/23
「どうしても塾講師のアルバイトをしたい!」と考えているなら、アルバイトの面接について、ある程度は知って対策をしておきたいもの。
塾講師のアルバイトの面接が「他のアルバイトよりも難しい」ということはないものの、質問されることや望ましい答え方には、塾業界ならではのものもあります。また、面接時の服装や髪型などが気になる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、塾講師アルバイトの面接で比較的良く聞かれる8つの質問と、その他の面接で気を付けるべきポイントを解説していきます。
塾講師バイト面接時の服装・髪型は?
まずは面接に臨むにあたり、重要な身だしなみについて解説いたします。
男性の長髪・染髪や鬚、女性の過度な香水や化粧は、マイナス評価になる塾が多いです。
面接時の服装は塾によって異なり、スーツまたは私服可の場合があります。「普段着でいいですよ♪」という言葉は宴会の「本日は無礼講で♪」という言葉と同じで、暗黙のルールが存在します。
基本は、面接時は派手或いは粗野な印象を与える服装は避け、清潔感を与える格好をしましょう。
普通の保護者なら、どういった先生に教えてもらいたいかを考え、 身だしなみを整えてください。
塾講師バイト面接時の持ち物は?
面接前に必要な持ち物を指定されることが多いですので、あらかじめ確認を取っておきましょう。
一般的には、履歴書、メモ帳、筆記用具、身分証明書(学生証)、印鑑などが必要になることが多いです。
塾講師バイトの面接では併せて筆記試験・テストが行われることも多いですので、筆記用具は少し多めに準備しておくようにしましょう。
カバンは、服装がスーツの場合は黒いビジネス用バッグを、私服の場合も履歴書を折らずに入れられるようにA4サイズの紙が入る大きさのカバンが良いでしょう。リュックでも可能ですが、スーツの場合は避けた方が無難でしょう。
面接時に実施される筆記試験(採用テスト、適性検査)
ほとんどの塾で面接時に筆記試験(採用テスト、適性検査)を実施しますが、実は合否への影響は塾それぞれです。一般的には集団指導の塾の方が、個別指導の塾よりも高い学力が求められるようです。
数学や英語は、中学レベルの問題が解けるに越したことはありませんが、高得点を取らなくても基本的な問題が正解であれば合否に影響はないものと思われます。むしろ、生徒のために事前準備ができるか、生徒とうまく話しができるか、といったところが影響するようです。
塾講師バイトの面接でよく聞かれる8つの質問と回答例
それでは続いて、実際の面接でよく聞かれる質問をご紹介いたします。
面接時に受ける質問はある程度傾向があり、決まったものも多いかもしれません。しかし、答え方は千差万別で、人によって全然違ってくるものです。
正解が1つでない以上、質問の答えの内容そのものが重要視されることは、実際あまりありません。
大切なことは、どのような質問に対しても簡潔明瞭に、自らの考えを伝えられる準備をしておくこと。これに尽きます。
【塾バイト面接の質問1】 まず、自己紹介をお願いします。
回答のポイント: あくまで簡潔に。志望動機や働く上での抱負にも触れておきたい。
例:『◯◯大学の●●です。以前から、アルバイトをするならどうしても◯◯塾がいいと思い、応募させていただきました。塾講師になったら、どんな生徒に対しても、コミュニケーションを大切にして楽しく勉強を教えたいと思います。』
「自己紹介」といっても大学や学部、出身高校など、履歴書に書いてあるようなことだけを面接で伝えるのはNG。逆に、性格や長所・短所について長々と伝えるのも好印象ではありません。
自己紹介はあくまでも会話の入口。
簡潔に、①現在の所属など ②志望動機 ③働く上での抱負 を述べられるとよいでしょう。
詳しいことは質問されたときに説明すればよいので、「会話のきっかけ」として、ここでは簡潔であることを心がけましょう。
【塾バイト面接の質問2】あなたが塾講師になりたい理由は何ですか?
回答のポイント: 「塾講師としてどのようになりたいか」や、「アルバイトを通じて身につけたいことに」触れたい。
例:『自分は数学が苦手だったが、一生懸命勉強して克服できたので、その経験を生かして、数学が苦手な生徒に丁寧に教えてあげて、わかる喜びを味あわせてあげたい。』
例:『将来、人と接する職業に就きたいと思っているので、塾講師の経験を通じて生徒一人ひとりに合わせた教え方をする経験を通じ、コミュニケーション力を身につけたい。』
多くの場合、この質問を通して面接官は、「どうしても塾講師のアルバイトをしたい!」という、あなたの意欲をはかっています。それを伝えるには、「アルバイトを通じて何をしたいか・どのようになりたいか」のイメージを持っていることが大切。
「アルバイトをするためにそこまで考えることが必要なの?」と思われるかもしれませんが、塾講師のアルバイトは、先生として子どもに接し、教える子どもの人生に関わる仕事と言っても過言ではありません。
それだけに、この仕事ならではの資質や意欲が求められることが多いでしょう。
面接前に「なぜ塾講師か」を真摯に考えておくことには、面接対策以上の意味があります。
【塾バイト面接の質問3】なぜ、数ある塾から当塾を選びましたか?
回答のポイント: 事前にHPを見るなどして、塾の特徴や方針などを理解し、共感できる部分や興味を持った部分を伝えること。
例:『個別指導で、勉強が苦手な生徒にもわかるまで教えるという姿勢に共感したからです』
塾は、教室や生徒の雰囲気、教え方など本当に千差万別。面接官は塾業界にいるからこそ、このことをよくわかっています。そのため、「うちの塾のことをちゃんと知ったうえで応募したのかな」という確認の意味も含めて、面接時にこのようなことを聞くことが多いようです。その際は、あなたが共感したり、興味を持った点を正直に伝えましょう。
もっとも、ホンネでは「通勤に便利だから」というのが理由であることもあるでしょう。ただ、やはりそれ「だけ」というのは失礼だと受け取られてしまうこともありますし、塾の特長を知った上で実際に共感できたり興味が湧いたところでないと、あなたにとって働きやすい塾にならないことが多いはず。ぜひ、面接前に改めて「なぜこの塾でアルバイトをしたいのだろうか?」を整理してから面接に臨んでくださいね。
【塾バイト面接の質問4】あなたの長所を教えてください。
回答のポイント:自己評価はもちろん、他者から言われることも参考にするのもOK!
これは率直に正しい自己評価のもと、自身を持って言える長所、または他者が認めている長所を伝えるのが良いでしょう。
また、必ずあなたの長所が活きたエピソードを併せて伝えましょう。
例えば、あなたの長所が「責任感が強い」であれば、特にアルバイトや塾に関することでなくても良いので、その責任感が伝わるエピソードを必ず交えて話すようにしてください。
部活やその他学生生活におけるエピソードなど、あなたの長所が良く伝わるエピソードであれば、基本的に何でもOKです。
【塾バイト面接の質問5】あなたの短所を教えてください。
回答のポイント:短所は、それを克服するためにどのようなことをしようと思うか、あるいはどのようなことをしているかを含めて伝えられた方がベター。
改めて、自らの短所を探す作業はつらいものですが、自覚している短所や他者からよく指摘を受ける短所については、正直に答えてOKです。
重要なことは、短所がどのようなものであるかよりも、
短所を克服するために今どのような努力をしているか(あるいは、しようと思うか)をしっかり伝えられることです。
【塾バイト面接の質問6】あなたが教えられる科目は?
回答のポイント:面接前に出来る対策はないが、正直に答えるべき。
面接直前において、この質問に対する具体的な対策法はありません。
まず、できることから伝えましょう。
例えば、国語と英語ができるならまずそのことを伝えれば良いです。
プラスアルファで、今は自信が無かったとしても、これからチャレンジしたい科目を伝える分にはOKでしょう。
【塾バイト面接の質問7】先生になったら、生徒にどのように教えたいと思いますか?
回答のポイント:正解や有効な対策法はないが、必ず一考しておくべき質問。
"先生になる"ということに対する意欲や信念を問われる質問。
この質問に対する正解はないですが、答えに窮してしまうようでは、かなり頼りない印象になってしまいます。
正解は当然1つではないので、必ず自分の考えをちゃんと述べられるよう面接前に準備したいですね。
【塾バイト面接の質問8】もし当塾で働くことになった場合、いつから働けますか?
対策案:しっかり現実的に可能な日付を簡潔に述べましょう。
もしかしたら、この質問をする学習塾側の意図として、「なるべく早く就業して欲しい」という意図もあるかもしれませんが、無理な日付を伝えるのは禁物です。
明日からでも働ける などという場合はそれでもいいですが、あなたにもきっと既存のアルバイトや学生生活における事情があるはずです。
事情があって働き始められるのが遅くなる場合は、かならず事情も併せて面接時に説明するべきです。
塾講師バイト面接の逆質問について
逆質問という言葉を初めて聞いたという方も多いと思います。逆質問とは、面接の最後などに「何か●さんから質問はありますか?」と、応募者から面接官に逆に質問をすることを指します。
逆質問があるかないかは面接官次第ですが、準備していないと頭が真っ白になってしまい何も逆質問せずに終わってしまうという方も多いようです。逆質問がないと面接官からは志望度が低いと見なされてしまう可能性がありますので予め準備しておきたいですね。
ポイントとしては予めその塾で働くことを想像していただくと、いくつか疑問が出てくると思いますのでそれをしっかりとまとめて質問を用意いただくことです。また、求人情報に書いてあることや面接官がすでに説明したことを聞いてしまうのもNGです。
どうしても逆質問が思いつかないという場合は、「面接官の方にとってその塾で働く際のやりがい」や、「その教室の雰囲気」、「どんな人が働いているのか」などを聞いてみるのも良いでしょう。
面接に落ちたらどうすれば良いの?
最後に面接に落ちた場合についてのアドバイスを致します。
一般的に塾講師バイトの面接の合格率は半分以下、受かる人よりも落ちる人の方が多いのです。ですので、まずは落ち込まないこと、「自分には塾講師バイトは無理」と思わないことが重要です。
また、合格率を上げるコツとしては、以下があります。面接に落ちたからといって諦めずに次の塾への応募も検討してみくださいね。
1.「急募」の塾バイトにも応募してみる。
2.比較的講師の採用率が高い「個別指導」の塾バイトに応募してみる。
3.一般的に塾講師採用が活性化する、春期講習・夏期講習・冬期講習の1ケ月程度前を目安に応募してみる。
4.スカウト経由の合格率は「かなり」高いようですので、このサイトに会員登録してみる。
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